知人のタイヤパンクがきっかけでTPMS装着検討
今回、TPMSをプリウスPHV52につけようと思ったのは、後輩の車のパンクがきっかけです。
彼が乗っている車は外車で、純正のTPMSが付いていて事なきを得ました。
私の後輩君も、まさかタイヤのパンクと思わず、TPMSからの警報が最初何の警報か分からなかったそうです。
海外では、既にTPMSが義務化されている国がたくさんあります。
国・地域 | アメリカ | 欧州 | 韓国 | 中国 |
---|---|---|---|---|
義務化した年 | 2007年 | 2012年 | 2017年 | 2019年 |
ちょっぴり残念です。
TPMSのメリット
TPMSのメリットについてコンチネンタルタイヤが詳しく解説してくれています。
タイヤ空気圧センサー(TPMS)おすすめは?
タイヤ空気圧センサー(TPMS)を後付けするなら、直接式、かつ国内メーカーの品をおすすめします。
TPMSの2つの方式
TPMSには直接式と間接式の2種類があります。
タイヤの中にセンサーを入れるタイプ
純正品とかに多い・エアキャップに装着するタイプ・エアキャップを外して取り付けるタイプ。
取り付け簡単で、価格も安め。
電波法認証(技適)に注意・間接式
アンチロックブレーキのセンサーを使ってタイヤの回転数の違いを検知して異常を確認するタイプ。こちらはコンピューターに噛ませる必要があります
空気圧センサー方式ごとのメリット、デメリットの解説
直接式空気圧センサーのメリット・デメリット
直接式のメリット・デメリットは以下のとおりです。
直接式のメリット
正確
間接式と比較すると、直接空気圧を計っているので、信頼できるメーカーなら正確さが高いです。
直接式のデメリット
電池交換が面倒です。
とくに、タイヤの中に装着するものの場合、高速で回るタイヤの中での脱落リスクを避けるためか、電池交換が出来ないタイプが多いです。
また、トラブルが起きた際、一度タイヤをホイールから外さねばならず、素人が交換するのは困難です。
コストも掛かります。
アッセンブリでの交換はお金もかかりますし、万一の際は、手が出しにくいですね。
その分、信頼性は高いです。
エアバルブ空気圧センサー式のメリット
価格が安く、取り付けが簡単
エアバルブに取り付け、表示部はシガーライターからの分岐電源で対応できるので、取り付けが簡単に出来ます。
比較的誰でも取り付け出来ますが、空気漏れ防止のためにも緩み防止のナットをキチンと締めましょう。
エアバルブ取り付け式のデメリット
直接式の中でもエアキャップ取り付け式というのがあるのですが、デメリットは以下のとおりです。
・空気漏れ
バルブを押して空気圧を計っているので、空気漏れの可能性がどうしてもあります。
このため、国内メーカーなど、信頼できるメーカーの商品買う方が無難。
ちなみに、私の場合は現時点で1年以上TPMSを使っていますが、何の問題もなく普通に使えてます。
・エアを足すのが面倒
空気を入れる際、イチイチセンサー部分を取り外さないといけません。
普通にキャップを外すのと違い、センサー部に緩み防止のナットが入っているので、外すのが面倒。
・センサー部がむき出し
センサー部が外に出ているため、物理的に外的ショックが加わりやすいです。
このため、タイヤ内にセンサーが入っているタイプと比べると壊れやすいです。
電波法認証(技適)を通ったものを使おう
エアバルブ取り付け式などの場合、無線通信でセンサーと表示部を結びますので、この部分の電波は電波法認証(技適)を通っている必要があります。
これはとても大事で、技適を通っていないと消防や警察などの無線機の周波数と混線してしまったりするので、技適が通っていないものは避けましょう。
「事故現場で知らない間に警察や消防無線を妨害していた」ではシャレになりません
信頼できるメーカーの、技適マークがあるものを選びましょう。
参照:総務省技適関連公式ページ
間接式空気圧センサーのメリット
間接式のメリットとしては、電池の交換が要らない事です。
OBDの配線から分岐されますので、電源を新たに確保する必要がありません。
タイヤから直接取る方式場合、タイヤ側からの送信に電源がいるので、この差は大きいかも。
間接式のデメリット
間接式は、アンチロックブレーキのセンサーを使い、位相差で異常を検知しますので、直接式と比較すると誤作動もあったりします。
車内での配線もコンピュータから出ている配線の間にコネクタを挟まなければいけないので、若干面倒です。
また、ODBに噛ませているので、品物によってはトラブルの原因になる事も…
車のメーカーも、ODBからデータを取ることを推奨していません。
万一の際は保証が利かないこともあり得るので、覚悟する必要があります。
ODBのラインに噛ませるため、信頼できるメーカーを選びましょう
空気圧センサーは国内メーカー製がおすすめ
空気圧センサーは、中国製など色々な商品が出回っていますが、国内メーカー製がおすすめ。
その訳は以下のとおりです。
コンピューターやタイヤは重要な保安部品
空気圧センサーは、コンピューターに嚙ませたり、タイヤに付けるパーツなので、信頼性が大事。
技適(電波法認証)通っていない可能性も
上の画像が技適マークです。
外国では日本と電波事情が異なり、海外では合法な周波数でも国内では違法になる事があります。
海外製の無線通信を使ったTPMSは、日本国内の消防や警察などに与えられている周波数を使って通信している可能性もあるので、最初から国内メーカー製が無難です。
電波法認証品(技適マーク)は、国内メーカーでも念のために確認しましょう
スマホで空気圧をモニターできる空気圧センサー
これからは、スマホで空気圧がモニターできる機種が増えてくると思いますが、これはかなり便利。
とくに、車を複数台持っていたりすると、とてもありがたいです。
営業車などの管理も1台のスマホで可能。
車一台づつにモニター着ける必要もありません。
【売れ筋】FOBO Tire 2 TPMS 空気圧センサー 車 スマホでチェック タイヤ空気圧監視システム 取付簡単 防水 技適取得 日本語説明書付属
カシムラTPMSを買ってみた
色々迷ったのですが、国内メーカーであるカシムラのTPMS KD220を買いました。
技適マーク付き(電波法認証品)ですので、安心感もありますね。
カシムラTPMSインプレッション:カシムラ KD-220を着けてみた
真夏の高速道路と空気圧センサー
私はスローパンクが心配で空気圧センサーを付けたのですが、最近の真夏の高速道路はかなり路面温度も上がり、タイヤには過酷な状況の中、安心感があります。
真夏の高速道路の異動では、路肩に止めた車をチラホラ見ますが、やはり、パンクやバーストが結構見受けられます。
空気圧チェックを日常的にしていても、チョットしたパンクを知らずに走っていると大変なことに。
夏の高速道路で長距離移動を考えているなら、空気圧センサーはお勧めの装備と言えるでしょう。
コメント